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🧠 JavaScriptの変数宣言とは?
JavaScriptでは、データを一時的に保存しておくために「変数」を使います。変数は以下の3つの方法で宣言できます:
let
:再代入OK(ブロックスコープ)const
:再代入不可(ブロックスコープ)var
:再代入OK(関数スコープ)※非推奨
📌 それぞれの違いを表で整理
宣言方法 | 再代入 | スコープ | 特徴 |
---|---|---|---|
let | 〇 | ブロックスコープ | 一番よく使う |
const | × | ブロックスコープ | 定数。変更できない |
var | 〇 | 関数スコープ | 古い書き方。使わない方が良い |
📍 スコープとは?
スコープとは、「変数が使える範囲」のことです。
- ブロックスコープ: { } の中だけで有効(let, const)
- 関数スコープ: 関数内でのみ有効(var)
- グローバルスコープ: どこでも使える
🔍 実際のコードで見てみよう
✅ let と const のブロックスコープ
{
let a = 1;
const b = 2;
}
console.log(a); // エラー
console.log(b); // エラー
→ ブロック外では使えないため、エラーになります。
⚠️ var の関数スコープの落とし穴
if (true) {
var x = 5;
}
console.log(x); // 5(使えてしまう)
→ var はブロックを無視して関数全体で使えるため、思わぬバグを生みます。
💡 まとめ
let
:通常の変数に使うconst
:変更しない値に使うvar
:使わない(古い書き方)- 変数はどこで使えるか(スコープ)を意識しよう
最初は const
を基本に、必要なときだけ let
を使うのが現代的な書き方です。
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