CSSでフォントサイズを指定するとき、px
やrem
だけを使っていませんか?
最近は、レスポンシブに対応するために calc()
を使う方法が注目されています。
この記事では、calc()
の基本的な使い方から、フォントサイズでの具体的な活用例、さらに注意点までをわかりやすく解説します!
目次
🔧 calc()とは?
calc()
は、異なる単位を組み合わせて計算できるCSSの関数です。
font-size: calc(16px + 1vw);
これは「基本サイズ16pxに加えて、画面幅(vw)の1%分を追加する」という意味です。
これにより、画面サイズに応じてフォントサイズが自動で調整され、レスポンシブなデザインが実現できます。
📐 フォントサイズに calc() を使う理由
1. レスポンシブ対応が簡単にできる!
font-size: calc(14px + 0.5vw);
小さい画面では14pxに近く、大きな画面では少しずつ大きくなるので、見やすさがアップします。
2. 最小値+スケーリングで柔軟性アップ!
font-size: calc(16px + (1vw - 3.2px));
「最低16px」は保ちつつ、画面幅が広がるとフォントも少しずつ拡大されていきます。
3. 相対サイズと組み合わせて使う
font-size: calc(1rem + 1vw);
rem
で基本サイズを確保しながら、vw
で画面幅に応じたスケーリングも可能。アクセシビリティにも配慮できます。
⚠️ calc()を使うときの注意点
・演算子の前後にスペースを入れる!
✅ 正しい書き方:
font-size: calc(100% - 20px);
❌ 間違った書き方(効かない):
font-size: calc(100%-20px);
・旧ブラウザ対応のフォールバック(必要な場合)
font-size: 16px; /* フォールバック */
font-size: calc(14px + 0.5vw);
💡 補足:clamp()との違いと併用もおすすめ!
最近は、clamp()
を使う方法も増えています。
これなら、最小値・最大値・可変値を一行で設定可能です。
font-size: clamp(16px, 2vw, 24px);
calc()
と併用してもOKです!
📝 まとめ
目的 | 例 |
---|---|
固定+可変の組み合わせ | calc(16px + 1vw) |
相対サイズの拡張 | calc(1rem + 0.5vw) |
固定から引き算で調整 | calc(100% - 20px) |
clampでスッキリ管理 | clamp(16px, 2vw, 24px) |
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calc()を活用することで、フォントサイズもスマートに調整可能!
これからのCSS設計に、ぜひ取り入れてみてくださいね 😊
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