HTMLで写真を表示したいときに使うのが「<img>
タグ」です。
しかし、「なぜ閉じタグがないの?」「alt属性って何?」と疑問に思ったことはありませんか?
この記事では、<img>
タグの基本的な書き方から、閉じタグがない理由、そして表示されない時のチェックポイントまで、初心者にもわかりやすく解説します。
imgタグとは?HTMLで画像を表示するための基本タグ
HTMLで写真を入れるときは、<img>
タグを使います。
たとえば、前回作成した「写真フォルダ」にある画像ファイルを表示する場合、次のように書きます。
【前回の記事、写真フォルダ作成←はこちらから】
・この写真ファイル名は、zeppincurry.jpeg です

codeで書くとこうなります↓↓
<img src=”images/zeppincurry.jpeg” alt=”絶品カレー画像”>
となります。
よく見ると、</img> のような閉じタグはありません。
・codeの説明はこうです↓↓

・ウェブで表示されるとこうなります↓↓

このように、src
属性で「画像ファイルの場所(パス)」を指定し、alt
属性で「画像の説明文(代替テキスト)」を書きます。
写真が表示されれば問題ありません。しかし、写真に問題があったり、コードに間違いがある等の問題があり、画像が表示されない場合に説明文が表示されます。
alt属性とは?
alt
属性は、画像が表示されないときに代わりに表示される説明文です。
たとえば、画像ファイル名が間違っていたり、通信エラーで画像が読み込めない場合にこのテキストが表示されます。
なぜ<img>タグには閉じタグがないの?
<img>
タグをよく見ると、</img>
のような閉じタグがありません。
これは間違いではなく、正しい書き方です。
その理由は、<img>
が「空要素(empty element)」だからです。
空要素とは?中身を持たないタグのこと
HTMLでは通常、タグは「開始タグ」と「閉じタグ」のセットで書きます。
See the Pen Untitled by VA-Rie (@VA-Rie) on CodePen.
しかし、<img>
のように「中に何も書く必要がないタグ」は閉じタグを持ちません。
このようなタグを 空要素(empty element) と呼びます。
<img>
タグは「画像を表示するだけ」で中にテキストや他の要素を入れることがないため、
閉じタグなしでも正常に動作します。
他にもある!閉じタグがないHTMLタグ(空要素)
<img>
以外にも、HTMLには閉じタグのない空要素があります。代表的なのは次の2つです。
・<br> タグ(改行するタグ)
・<hr> タグ(区切り線)
これらも「中身を持たない」ので、閉じタグは不要!
・上の図は、改行するタグ<br>が無いので、そのまま表示されます。
・下の図は、改行するタグ<br>が有るので、改行されて表示されています。
See the Pen Untitled by VA-Rie (@VA-Rie) on CodePen.
表示されないときのチェックポイント
もし画像が表示されない場合は、次のポイントを確認しましょう。
src
のファイルパス(フォルダ名・ファイル名)が正しいか- ファイル拡張子(.jpg / .jpeg / .png)が合っているか
- ファイルが正しくアップロードされているか
- alt属性が設定されているか(設定がないと「?」アイコンが出ることも)
まとめ
<img>タグは「画像を置くだけのシンプルなタグ」
- 画像を表示するタグは
<img>
alt
属性は代替テキストとしてSEOにも効果的- 閉じタグがないのは「空要素」だから
<br>
や<hr>
も空要素の仲間
<img>
タグは、HTMLの中でも特にシンプルで覚えやすいタグです。
基本を理解して、正しい構文で写真を表示できるようにしましょう!
次回は、実践!初めてのHTMLで「絶品カレーのレシピ」作ってみよう! 実際にhtmlでカレーレシピを書いてみましょう!
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