Webサイトをおしゃれに見せたいと考えたとき、「ガラス風デザイン(glassmorphism)」を取り入れたいと思ったことはありませんか?
ガラスのような透明感とぼかし効果を使ったデザインは、近年のWebトレンドとして注目されており、ポートフォリオやLP、Webアプリなど幅広く活用されています。
この記事では、Bootstrapを使って初心者でも実装できる「おしゃれなガラス風サイトの作り方」をサンプル付きで分かりやすく解説します。
ガラス風サイト
今回はこちらのおしゃれなガラス風サイトを作ります
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ナビバーの作り方(Bootstrapコンポーネント)
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Bootstrapには既成デザインのナビバーがあります。こちらのコードをアレンジします。
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アレンジしたコードがこちらです↓
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ポイント:
shadow-smで浅い影 → 今っぽいcontainerで中央寄せ- シンプルにブランド名のみでミニマルデザイン
ヒーローエリア(ガラス風デザイン)
ここが “おしゃれに見える最大のポイント” です。
background: rgba(255, 255, 255, 0.15);
この1行は、ガラス風(Glassmorphism)デザインの“核”になる指定です。
これは日本語で言うと、
「白色を、15%だけ透明にして背景色として使う」
という意味です。
🎨 各値の意味
● 255, 255, 255
RGBは 0〜255
255,255,255 は 完全な白
● 0.15(透明度)
0.0 → 完全に透明
1.0 → 完全に不透明
0.15 = 15%だけ見える
つまり、
「ほぼ透明な白の膜を1枚かぶせている」
イメージです。
なぜガラス風に見えるの?
この指定単体では「半透明」なだけですが、
次のコードとセットで使うとガラスになります。
backdrop-filter: blur(10px);
セットで起きていること
背景画像が透けて見える
透けて見える部分が ぼかされる
その上に 薄い白 が乗る
→ 曇りガラスのような見た目になります。
これでガラスmorphismが実現できます。
数値を変えるとどうなる?
もっと透明にしたい
background: rgba(255, 255, 255, 0.05);
→ かなり透ける(上級者向け)
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少し白さを強くしたい
background: rgba(255, 255, 255, 0.3);
→ ガラス感が強くなる(見やすい)
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黒ガラスにしたい
background: rgba(0, 0, 0, 0.3);
→ ダークモード・高級感
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まとめ
ガラス風デザインのポイントは、
background: rgba(255, 255, 255, 0.15);による半透明のレイヤーbackdrop-filter: blur()を組み合わせた背景のぼかし- Bootstrapのナビバーやカードをベースにしたシンプルな構造
この3点を押さえるだけで、初心者でも一気に今っぽく・洗練されたUIを作ることができます。
特に、透明度(rgbaの数値)を調整することで、
- うっすら透ける繊細なガラス
- 視認性を重視した白ガラス
- 高級感のあるダークガラス
など、デザインの印象を簡単に変えられるのも大きな魅力です。

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