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【初心者向け】Vue.jsとは?基本の仕組み・使い方・実例まで完全解説|2025年版

【完全版】Vue.jsとは?初心者にもわかる基本・仕組み・使い方をやさしく解説

「JavaScriptのコード量を減らしたい…」
「リアルタイムで画面が変わるサイトを作ってみたい!」
そんなときに役立つのが Vue.js(ヴュー・ジェイエス) です。

本記事では、初心者でも理解できるように、Vue.jsの基礎から実際に動くサンプルコードまで丁寧に解説していきます。

Vueの解説画像

TOC

Vue.jsとは?

Vue.jsは、Webページを動的に操作するためのJavaScriptフレームワークです。
特に「画面の一部分だけを効率的に更新したい」ときに強い力を発揮します。

Vue.jsの特徴

  • 学習コストが低い(初心者向け)
  • 小規模~中規模の開発に最適
  • HTMLをそのまま扱えるので直感的
  • データと画面表示が自動的に同期される

Vue.jsを使うと何が嬉しいの?

✔ HTMLが“生きた状態”になる

JavaScriptで1行ずつDOMを操作しなくても、
Vue.jsなら データを書き換えるだけで画面も自動的に更新されます。

✔ コード量が大きく減る

イベント処理・条件分岐・繰り返し処理などが、
HTMLに直接書けるため、コードがスッキリまとまります。

✔ 保守性が高い

「どこで何をしているかわからない…」という混乱が減り、
後から修正しやすいコードになります。


Vue.jsの仕組み(超簡単に)

Vue.jsでは次の2つを結びつけて自動的に更新を行います。

  1. データ(JavaScript側)
  2. テンプレート(HTML側)

この仕組みを リアクティブシステム と呼びます。


Vue.jsの基本書き方

ここでは、Vue.jsの最も簡単な構文「CDN読み込み」を使います。

▼ 最小構成の例(そのまま動くサンプル)

<div id="app">
  <h2>{{ message }}</h2>
  <button @click="changeMessage">メッセージを変更</button>
</div>

<script src="https://unpkg.com/vue@3/dist/vue.global.js"></script>
<script>
const app = Vue.createApp({
  data() {
    return {
      message: "こんにちは、Vue.js!"
    };
  },
  methods: {
    changeMessage() {
      this.message = "メッセージが変わったよ!";
    }
  }
});
app.mount('#app');
</script>

Vue.jsでよく使う基本構文

✔ データの表示({{ }}

<p>{{ message }}</p>

✔ クリックイベント(@click

<button @click="count++">カウント</button>

✔ if文(v-if

<p v-if="isShow">表示されるテキスト</p>

✔ 繰り返し(v-for

<li v-for="item in items">{{ item }}</li>

実際のWeb制作でどう使える?(応用例)

① タブ切り替え

クリックでタブ内容を変更するUIを簡単に実装できます。

<div id="app">
  <button @click="tab='about'">About</button>
  <button @click="tab='service'">Service</button>

  <div v-if="tab === 'about'">
    <h3>私たちについて</h3>
    <p>会社紹介ページです。</p>
  </div>

  <div v-if="tab === 'service'">
    <h3>サービス紹介</h3>
    <p>サービス内容です。</p>
  </div>
</div>

<script src="https://unpkg.com/vue@3/dist/vue.global.js"></script>
<script>
Vue.createApp({
  data() {
    return {
      tab: 'about'
    };
  }
}).mount('#app');
</script>

② フォームのリアルタイムバリデーション

<div id="app">
  <input v-model="name" placeholder="名前を入力">
  <p v-if="name.length < 3">3文字以上入力してください</p>
</div>

<script src="https://unpkg.com/vue@3/dist/vue.global.js"></script>
<script>
Vue.createApp({
  data() {
    return {
      name: ""
    };
  }
}).mount('#app');
</script>

③ 絞り込みフィルター(検索機能)

<div id="app">
  <input v-model="keyword" placeholder="Search">

  <ul>
    <li v-for="item in filteredList" :key="item">{{ item }}</li>
  </ul>
</div>

<script src="https://unpkg.com/vue@3/dist/vue.global.js"></script>
<script>
Vue.createApp({
  data() {
    return {
      keyword: "",
      items: ["りんご", "みかん", "ぶどう", "バナナ"]
    };
  },
  computed: {
    filteredList() {
      return this.items.filter(i =>
        i.includes(this.keyword)
      );
    }
  }
}).mount('#app');
</script>

「Vue.jsを始めると何ができる?」まとめ

できること内容
SPA開発ページ遷移のないアプリが作れる
UI効率化JavaScriptを書く量が減り保守性UP
動的画面表示・検索・切替などがリアルタイム

Vue.jsは「初心者でも扱いやすく、現場でも使われる」非常にバランスの良いフレームワークです。


Summary

  • Vue.jsは初心者でも扱えるJavaScriptフレームワーク
  • データと表示が自動で同期される
  • DOM操作を自分で書く必要が減る
  • WordPressテーマやWeb制作でも活躍する
  • 小〜中規模の開発に最適

その他関連記事はこちら→Programming Notes

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初心者の私がコーディングをしていて躓いたところをピックアップして日々の備忘録として発信しています^^
楽しくコーディングを身に着けていけるように日々勉強中です★

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