Webサイトを作っていると、ボタンにマウスを乗せたときに「指のマーク(カーソル)」が表示されるのを見かけたことはありませんか?
実はこの効果はとても簡単に実装でき、ユーザーに「ここはクリックできる場所ですよ!」と伝える大事なUXの工夫です。
この記事では、初心者の方でもHTMLとCSSだけでできる「指マークになるボタン」の作り方を、サンプルコード付きでやさしく解説します。

ボタンにマウスを乗せると指マークが出る仕組みとは?
ボタンにマウスを乗せると**指マーク(カーソル)**が表示されるのは、CSSの cursor
プロパティを使って指定しているからです。
cursor: pointer;
と指定すると、リンクやボタンに使われる「指マーク」になります。cursor: default;
は通常の矢印カーソルです。- 他にも
cursor: move;
やcursor: text;
など、さまざまな種類があります。
HTMLとCSSで指マークになるボタンを作る手順
HTMLの基本コード
まずはHTMLにボタンを用意します。
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class名は “glow-button” とつけました。
・classについての解説はこちら→HTMLのclassの使い方!を分かりやすく解説!

ここでは、class="glow-button"
を付けて、CSSでデザインを加える準備をしています。
CSSで指マークを設定する
次にCSSを書いて、マウスを乗せたときに指マークを表示させます。
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ここで重要なのは cursor: pointer;
です。
これを指定するだけで、ユーザーがボタンにカーソルを合わせたときに「指マーク」が表示されます。
ホバー時にエフェクトを追加する(発展編)
よりわかりやすく「押せるボタン」と伝えるために、hover効果を加えるのもおすすめです。
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関連記事👉・内部CSSの解説はこちら→超初心者向け!<style>タグを使ったCSSの書き方とは?
H2: まとめ
cursor: pointer;
をCSSで指定するだけで、ボタンにマウスを乗せたときに指マークを表示できる- HTMLの
button
タグやa
タグに指定して使える hover
効果を組み合わせると、よりクリックしやすいデザインになる
初心者の方でも数行のコードで簡単に実装できます。ぜひ自分のWebサイトでも試してみてください。
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