webページを作っていると、よく出てくるタグ「div」。でも、「これって一体何?」と思ったことありませんか?
最初にHTMLを学び始めたとき、私も「divって意味がない箱?」と戸惑いました。けれど、実はこの「div」こそ、webページを整理したり、デザインを当てたりするための、とっても大事な存在なんです!
divとは
webをつくるとき、いろんな文字や画像をきれいに並べたり、グループにまとめたりする必要があります。
ここで活躍するのが「div」です。
これを一言で言うと、「見えないお弁当箱」なんです。
たとえば、お弁当の中に
・卵焼き
・ウィンナー
・ブロッコリー
・ハンバーグ
を入れておかずだけ(一つのまとまり)のお弁当ができました!

htmlコードで書くと

web表示させるとこのように表示されますが、

実はこのようにひとまとまりのグループができています。

divを使う理由
「囲むだけなら、なくて良いのでは?」と思うかもしれません。でも。divにはとても大切な役割があります。
1 見た目をまとめて整えるため
divで囲うと、まとめてデザイン(色・余白・形)をつけられます!



2 レイアウトを整えるときに便利
複数の要素を横に並べたり、中央に寄せたりするとき、divがあると、flexboxなどのレイアウト手法を使いやすくなリます。 *flexboxについては次回学習します。
おかず要素の上にご飯グループを作ります。

ご飯要素とおかず要素ができました。

横並びにするには一つの箱に入れなければならないので、divを追加してクラス名コンテナ(container)を作り、ご飯要素とおかず要素をコンテナの中に入れてあげます。

CSSでご飯要素にも色をつけて分かりやすくします。

ご飯要素にも色がついたので分かりやすくなりました。

今は、ご飯が上、おかずが下に縦に並んでいますが、横並びにしてみましょう!

CSSでcontainerの中の要素を横並びにする命令が display:flex です。


まとめ
・divはwebページで使う「透明なお弁当箱」
・要素をまとめて、デザインやレイアウトをしやすくする
次回はこのdivの中身を綺麗に並べる方法として、flexbox(フレックスボックス)を使ったレイアウト方法を学習します!
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