みなさん、Webサイトを見ていて「リンク」にマウスを乗せた時、ポインター(マウスの矢印)が”指の形”に変わるの、見たことありますよね。
実はあの「指マーク」、マウスを乗せたという“状態”に反応して、見た目が変わっているんです。
でも、HTMLのコードを見ても「指マークになるよ」なんて書いてありません。
じゃあ、どうして変わるの?
それは、CSSが「マウスが乗った状態」を見つけて、自動でデザインを変えているからです。
このように「ある状態の時だけ見た目を変えるCSSの機能」を擬似クラスといいます。
指マークになるだけ
ここに→マウスを乗せると指のマークになる!
上の文章はマウスを乗せると指マークになり、クリックすると、リンク先へ移動します。
*この記事を読んでから学習すると理解が深まりますよ。
では、実際にコードを書いてみましょう!下の図と同じようにhtmlとCSSコードを書きます。

CSSの中の cursor : pointer ; これが指マークになるデザイン指定です

web表示させ、ボタンの上にカーソルを乗せると、指マークになります

もっと変化をつけたい!指マークになるだけではなく、色も変えたい!と欲張りたい時に使うのが、擬似クラスです!
擬似クラス :hover
ボタンの上にカーソルが乗っている状態である、.btn :hover という擬似クラスを使ってCSSデザインを追加します

このように、マウスポインターが指になっただけではなく、色まで変わるという欲張りなデザインができました。

擬似クラス : focus
: focus は、フォームにカーソルが入ったときに発動する擬似クラスです。

コードはこちらです↓

CSSに前回学習した属性セレクタ [type=”text”] が使用してありますね。
*属性セレクタの詳しい内容はこちら→属性セレクタとは、classなしでもデザインできる便利ワザ!
まとめ
hoverは「マウスが乗ったとき」
focusは「クリックやキーボードで選ばれたとき」に使う疑似クラスです。
どちらも、ユーザーに「今ここだよ!」と伝える大事なCSSのテクニックです。
次回は擬似クラスの続きで :checked :disabled のふたつを学習します
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