JavaScriptを学ぶにあたって一番最初に「???」となりやすい「変数」「関数」「引数」「戻り値」について詳しくわかりやすいように説明していこうと思います!
変数とは???
変数はデータに名前を付ける箱だと思ってください!
イメージ:リンゴを入れる箱に「くだもの」という名前を付ける
という感じ!
//JavaScript
let fruit = "りんご";
・let → 箱を作るよ
・fruit → 箱の名前
・”りんご” → 箱の中身
なんでわざわざ名前を付けるの??
あとで使いたい時に fruit って呼ぶだけで「りんご」って出てくる!!
//JavaScript
console.log(fruit); //りんご
変数にできることまとめ
・中身をあとで変えられる
・何度でも使いまわせる
・データを綺麗に整理できる
関数とは???
関数は一連の作業をまとめたセットと思ってください!
イメージ:「料理レシピ」みたいなもの
例えば「カレーを作るレシピ」みたいに、やることを順番にまとめて、それに名前を付けるという感じ!
//JavaScript
function sayHello() {
console.log("こんにちは");
}
・function → 関数を作るよ
・sayHello → レシピ(関数)の名前
・{ } → この中に「やることリスト」を書く
関数の使い方
関数を作っただけでは動きません!
呼び出してあげましょう。
//JavaScript
function sayHello() {
console.log("こんにちは");
}
sayHello(); //こんにちは
関数にデータを渡すこともできる
//JavaScript
function greet(name) {
console.log("こんにちは、" + name + "さん!");
}
greet("さくら"); //こんにちは!さくらさん!
greet("太郎"); //こんにちは!太郎さん!
・name が「誰にあいさつするか」を受け取る場所
・呼び出すときに”さくら”とか”太郎”を渡している
引数とは???
引数とは「関数に渡す材料」のことと思ってください!
イメージ:「カレー作って!」と言うときに「じゃがいもとにんじんも渡す」
カレーを作るレシピ(関数)があって、そこに材料(引数)を渡すと、ちゃんと料理(結果)ができる。という感じです。
//JavaScript
function greet(name) {
console.log("こんにちは、" + name + "さん!");
}
greet("さくら"); //こんにちは!さくらさん!
・name が引数
・呼び出すときに”さくら”を渡している
//JavaScript
function greet(ここに材料が入る) {
console.log("こんにちは、" + ここで材料を使う + "さん!");
}
greet("さくら");
→関数に材料を渡してその材料を使って中の処理をする!!
戻り値とは???
戻り値は「関数が作った完成品を外に渡す」ことです!
イメージ:「カレーができたから、はいどうぞ!!」
という感じで出来上がったもの(結果)を関数の外に渡してあげるという感じです。
//JavaScript
function add(a, b) {
return a + b;
}
let result = add(3, 5);
console.log(result); //8
・a と b が引数(材料)
・a + b が計算されて、return で結果(完成品)を返している
//JavaScript
function add(材料A, 材料B) {
完成品 = 材料A + 材料B;
return 完成品;
}
関数が何かしら作って、外に渡すという感じです。
まとめ
名前 | 役割 | 例 |
変数(へんすう) | データをしまう「箱」 | let fruit = “りんご”; |
関数(かんすう) | 一連の作業をまとめた「レシピ」 | function greet (name) { } |
引数(ひきすう) | 関数に渡す材料 | 材料を関数に渡す |
戻り値(もどりち) | 関数から返ってくる完成品 | カレーできたよ! |
コメント